現役看護師が語る!辛いと感じたらとる対策

こんちには、現役看護師8年目の雨芽です。

 

看護師の仕事は急激に変化する病状や患者さんからの訴えに上手く対応していかなくてはなりません。

 

また、業務上覚えることもたくさんあります。

 

そんな中、先輩や同僚から注意されてしまったり、場合によっては怒られてしまうことも少なくありません。

 

そんな状況に辛いなと感じることも多々あります。

 

実際に看護師8年目の私でさえ辛いと思うことは日常でよくあることです。

 

今回は看護師が辛いと思うこと辛いと思ったときの対策について紹介します。

 

仕事が辛いと思っている看護師は多い

2016年の看護協会の調査で、日本の看護師の離職率新卒看護師は7.6%常勤看護師は10.9%です。

 

この離職率は以下のグラフでもわかるように数年ずっと横ばいの状況が続いています。

看護協会離職率2016年

引用:日本看護協会News Release

この表からわかるように全体のおよそ10人に1人は看護師を離職しているということになります。

 

そして、看護師が退職を考えるようになる理由として、主に3つあります。

 

その3つについて紹介します。

人間関係で悩んでいる

ナース人材バンクのアンケートによると退職を考えている看護師のうち、3割が人間関係に悩んでいるとされています。(参考:ナース人材バンク ナースの転職の知恵袋

 

看護師はまだまだ女性の方が多い職場であり、他職種より独特な雰囲気があります。

 

女性社会特有の嫌がらせやパワハラ、マタハラを受けているという看護師も多くいます。

 

実際にわたしも新卒から5年勤めていた職場が嫌がらせやいじめが横行していた職場であり、パワハラ・マタハラによって退職したいと思った身であります。

 

こういう職場は徐々に少なくなってきているとされていますが、まだまだなくなっていないのが実情です。

 

また、命に直接関わることが多いことからどうしてもピリピリした雰囲気になってしまいがちです。

 

特に新卒看護師は先輩から怒られてしまうことが多く、そのことが精神的に辛く感じてしまうことも多いです。

 

こうした職場の雰囲気が嫌と思う看護師は多いです。

仕事内容に不満

人間関係に次いで多い退職を考える理由は仕事や業務内容に不満があるということです。

 

これは、看護師社会は常に人員不足であり、どうしても業務は切迫してしまいがちです。

 

これにより、残業の頻度が増えてしまうなんてことも少なくありません。

 

また、高齢化社会が進むことにより、入院患者さんも高齢者が多くなっています。

 

高齢者が多い病棟だと、認知症などで徘徊や不穏言動などがある患者さんもいらっしゃることもあります。

 

このような患者さんは常に看護師が付いていないと危険であり、夜勤中であってもナースステーションで共に過ごすということも少なくありません。

 

常に看護師が付いてなくてはならない患者さんが増えれば増えるほど夜勤中に休憩をとることもできず仮眠だけでなく食事すらとる時間がなかったということもめずらしくありません。

 

残業や夜勤中に休息を取る時間がないというのは身体的にとても負担になります。

給与面・勤務条件に不満

看護師は世間では高給取りと思われています。

 

看護師の給料は夜勤があるからこそ、多いように見えますが、それも20代などの若い時の話です。

 

サラリーマンの平均年収を年代・性別別で調べてみました。

年齢 男性 女性
20~24才 265万円 226万円
25~29才 371万円 295万円
30~34才 438万円 294万円
35~39才 499万円 297万円
40~44才 568万円 290万円
45~49才 638万円 292万円
50~54才 649万円 281万円
55~59才 629万円 275万円

参考:国税庁 平成26年 民間給与実態統計調査結果

看護師の平均年収は472万円と言われています。

 

上の表と比べると30~34才のサラリーマンより年収的には高いことがわかります。

 

しかし、サラリーマンは日勤のみに対し、看護師は夜勤ありきの職業です。

 

また、常に人で不足といわれている業種であり、圧迫した業務を行っていることを考えると決して年収が良いとは思えません。

 

そして、地方になると看護師の年収も低くなってしまい、病院の経営状況によっては年収が400万を切っていることも十分にありえます。

 

給与が安く、残業してもサービス残業になっているという方もたくさんいます。

 

また、結婚後や妊娠・出産後フルタイムで働くことが厳しいと思う方も少なくありません。

 

このような状況で、残業などが重なってしまうとモチベーションも上がりにくく、結果辞めたいと思ってしまう状況になります。

現役看護師が実践している辛いことを乗り切る方法

わたしも、人間関係やサービス残業、夜勤回数の多さや休憩時間がとれないなど多くの悩みを抱えていました。

 

そんなわたしが、実践している辛いことを乗り切る方法についていくつか紹介します。

 

人間関係を改善する方法

人間関係に悩む看護師は多いです。わたしもその一人でした。

 

人間関係に疲れて看護師を辞めてしまえたらどんなに楽だろうと考えたことも何度もあります。

 

人間関係を改善する上で、効果的だったものを紹介します。

  • 信頼関係を築くコミュニケーションをこころがける
  • 同期や看護学生時代の友人に相談する
  • 自身の行動を反省する
  • 上司や先輩に相談する

わたしはこの4つが効果的でした。

 

1つ目の信頼関係を築くコミュニケーションは誰にでも好感をもってもらう関わり方をすることです。

 

これは心理学の教授より学んだのですが、人は誰しも自分に似た人に親近感や安心感、共感を得るといいます。

 

この心理を利用することで、この人に話すと安心する、心地よく対話することができるなど肯定的印象を与えることができます

 

信頼関係を築くコミュニケーションのポイントは、5つあります。

  • 相手の話すスピード、リズム、間の取り方、テンポを合わせる
  • 相手の話を聞く際に、否定は決してせず、共感や同意に徹する
  • 相手の行動を模倣する
  • 相槌のタイミングを合わせる
  • 呼吸を相手とそろえる

 

このような関わり方をすると信頼関係を築きやすくなります。

 

信頼関係を築こうとしても上手くいかないというときは第三者に相談してみましょう。

 

相談することで自身の行動の振り返りをすることができますし、自身の行動が第三者から見るとどのように写っているのかを確認することができます

 

自身の行動が間違っていないと相手に共感してもらうことで自己肯定感を高めることができます。

 

自己肯定感が満たされるとストレスの緩和につながります。

 

同期や友人に相談してもどうしても改善しないという時は、上司に相談しましょう。

 

配属を変更してもらうことも可能ですし、環境を変えるというのも効果的といえます。

他の職場へ転職

仕事内容や給与、勤務条件への不満は、改善しようにも個人では厳しいため、転職を考えましょう。

 

看護師は国家資格なので、転職先は引く手あまたです。

 

しかし、何を目的に転職するのかということを明確にしないままの転職活動は再び不満を生むことになります。

 

そのため、転職の際のポイントとしては、

  • 転職する目的を明確化する
  • 譲れない勤務条件は妥協しない
  • 転職先の情報収集は積極的に行う
  • 突発的に転職活動をせず、計画的に行う

 

この4点は転職活動において重要です。

 

また、自身のライフスタイルに合わせた働き方を選択するうえで正職員ではなく、パートや時短勤務、派遣で働くことも考えることができます。

 

自身のライフスタイルに合わせることができれば、プライベートを充実させることができます

 

さらにプライベートが充実していれば、ストレスを減らすことにもつながります

 

働きながら転職活動が難しいという方は転職サイトを利用することも検討してみてください。

 

まとめ

看護師は同僚や先輩との人間関係や仕事内容で悩む方がたくさんいます。

 

さらにその上給与や勤務条件が満足いくものではないとき精神的にも身体的にも辛くなってしまいます。

 

一人で思い悩むのではなく、誰かに相談に乗ってもらい話を聞いてもらうなど悩みをどうしても解決できないときは思い切って転職など環境を変えることも決して悪いことではありません。

 

看護師だって辛い時には誰かに頼っていいのです。

 

悩んでいるときは抱え込まないことが大切となるのです。

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